似た者同士は惹かれ合う
育ってきた環境や価値観、趣味、身体的魅力などが似ていると親近感が湧くといいます。
誰しも身体的に最も魅力的な人を恋人にしたいと思うのが正直なところでしょう。
しかし、 実は身体的魅力(容姿)が優れている異性を恐れるという意識も働きます。
自分より魅力的な相手に拒否されることを恐れてしまうのです。
結果として、身体的魅力がお互いに似ている相手を選ぶというわけです。
共通点が多いと好きになる
「類は友を呼ぶ」「同病相憐れむ」という言葉があります。
趣味や境遇が似ていることがわかると、それまであった垣根が取り払われ、2人の距離が急接近することは多くの人が経験したことがあるでしょう。共通点が多いと人は安心してしまい好感度や親密度が上がるのです。
育ってきた環境、学歴、価値観、宗教観、娯楽や趣味などが似ていると、 親近感が湧き、相手との距離が縮まっていきます(類似性の法則)。職場恋愛で好きなり、つき合って結婚するのと同じです。だから職場恋愛が多いのです。
恋人同士も同じことがいえます。「似た者同士」という言葉があるように、身体的魅力が自分によく似た人をパートナーに選ぶ傾向があるといいます。
これをマッチング仮説(釣り合い)といいます。
相手の行動を真似てみる
類似性の法則には、次のような特徴があります。性格や興味、趣味、価値観などが似ていると付き合いやすい、態度が似ているため、相手の行動が予想しやすく、同意も得られやすい、相手に合わせる心理。
ミラーリングで相手の気持ちをつかむ
ミラーリングは、上手にコミュニケーションを取る方法の1つ。
好意を抱く相手のしぐさや声などを真似ると、相手との距離が縮まり、好意へと変わるかもしれません。
自分も足を組んでみるとか、相手がサバサバするように似せる方法です。
相手が足を組んだら意識して相手の行動や声などを鏡のようにマネして、相手との距離を縮めてみましょう。
ミラーリングで好きな負担が少なく、無用なケンカを回避できます。
異性の動作を真似る
相手が水を飲んだら、自分も水を飲む。相手が足を組んだら、自分も足を組むなど。相手の動作を真似ることが恋愛心理学で効果的だということが分かっていて、モテるテクニックでもあります。自然と不自然さがないように相手と同じ行動をとることで、好感度が増していきます。自分と同じような人だと自分も安心して好きになりませんか?
声のトーンを真似る
相手が低い声の人なら、自分も若干声を低めにするなど。
ほどほどに似せるのがコツです。ただし、露骨に真似してしまうと相手を不快にしてしまいます。
相手に気づかれないように。
いい雰囲気が生まれるはずです。自分も同様の話し方をしましょう。
会話の調子を真似る
相手がざっくばらんに話せば、自分もサバサバした感じでしゃべる。
ゆっくり話す人には自分もゆっくり話すなど。相手に合わせることがモテるテクニックの一つです。