恋愛において、デートで定番の映画を見たり、カフェで一緒にお茶を飲んだり、好きな彼女と二人でデートできるようになると、愛の告白をして、早く完全なる関係に持ち込みたいと、男はとにかく先を急ぎがちになります。
女性に恋愛でモテるには?
男性心理と女性心理の構造の違いが顔を出して、言わなければよかったと後になって後悔したりなど、思うことがあるから気をつける必要があります。
男性は、何かことを始めたら、早く結果を出してスッキリしたいと思う傾向が強くあります。
LINEや電話、直接つきあってほしいと早い段階で好意を伝えて、女性が「はい」といってくれれば、それを土台にすぐ次の恋人段階のステップに進もうとします。
男は女より恋愛で目的を重視
女性のほうは、どちらかといえば目的よりも過程を大事にしたがる「恋愛心理傾向」がとても強いです。
このことは誰でも日常的に経験しているはずです。女性と接していると過程を大事にしています。
たとえば買物に出かけるのでも、洋服をどれにしようか、ハンドバッグは何色にしよう、化粧など、男が見ているとイライラするくらい、とても時間をかけます。男性よりも時間をかけます。
売り場でも、パッと見てパッと急いで買うということはまずないです。
のんびり、じっくりと時間をかけて検討しています。
もう買うと決めているものでも、あれこれと見て回ってから買ったりする。
男は買うと決めているなら、一目散にそれを買って、とっとと帰ります。そこが男性と女性との大きな違いです。
女性は恋愛で過程が最も大事
このことは女性が優柔不断だということではなく、何を着ていくのか、ということなど全てを含めて買物というイベントの過程を大事にして、楽しんでいるということをあらわしています。
買物だけではなく、女性は物事全般にわたって、その過程を楽しむという傾向が強いです。
女同士で旅をするにも、行くまえから大騒ぎで、一泊か二泊くらいでも、どんな服を持っていくのかなどと、何回も電話のやりとりをします。行くまえから、旅行気分は始まっているのです。これも男性と女性の違う点です。
こうした女性に、いきなり大事なことを告白するというのは、やはりなかなかうまくいくものではないです。出会ったばかりの頃や食事やあまり話しをしたことがないのであれば、告白してカップルになれる成功確率がとても低いのです。
たとえば、たまにいっしょに映画に行くくらいの仲の男から突然、愛している、ホテルに行こうといわれても、その前段階の恋人つきあいの過程が抜け落ちているから、相手の男にかなり好意を持っている場合でも、「そんなこと急にいわれても」と拒絶反応を示されてしまいます。
彼女に想いを打ち明けるなら、なんといっても根まわしが大切です。時間をかける必要があるのです。男性は焦ってしまうことがあります。
女性が惚れる男性とは?
ズバリ言うより、ほのめかしのほうが女性の期待は高まります。
女性の気持ちに対する根まわしは、なんといってもほのめかしです。
ほのめかすことで心の準備期間を与え、その過程を楽しませることができる一石二鳥の策である。
たとえば、好きだ、愛してる、というまえに、「きみといるとほんとうに楽しいな」と何回か言っておく。
きみといると楽しいと言われて嫌な気分になる女性はいない。
「自分といると楽しいということは、自分に好意を持っています。いや、何回も言うくらいだからそれ以上の気持ちでいるかもしれない」と女性は考える。
そして「もし、愛を告白してきたらどうしよう」と一人でドキドキしたり、その瞬間を想像して楽しんだりするのである。
つまり、小石を池に投げ込んだときのように、男が投げたのは、ごく小さなほのめかしという小石でも、女性のほうはそれをネタにどんどん波紋を広げていくのです。
女性が十分にそのレベルを楽しんだと思ったら、次のステップに進めばいい。
また、ほのめかしに似ているが、何かを表現するときは、できるだけ。きれいにすることを心がけたい。
たとえば男同士なら「ちょっとクソしてくるぜ」と、わざときたならしく表現することがあるが、これは女性には通用しない。
「ちょっと便所に行ってくる」でも女性は嫌う。
この場合だったら「トイレ」が適当だろうし、できれば具体的名称をいわずにさとってもらうようにすることだ。
ちょっと営みな話でもそうだ。女性も営みな話が嫌いなわけではないが、露骨な表現をされると、眉をしかめてみせるしかなくなる。
営みの話をするなら、小説の中で美しく書かれたシーン、映画の中で美しく描写されたシーンの話をすれば、女性も何の抵抗もなく話ができる。
もちろん、こういう間接的で美しい営みの話は、やはり女性の心の準備をうながすものにもなる。
いつまでもお友だちでいるわけではありませんよ。という男側のアプローチになっており、女性も本能的にそれを受け止めて、愛の告白のときと同じように、もし求められたらどうしよう、と一人で考え、想像したりします。
こうした間接話法は一見、遠回りのようでもあり、頼りないと思えるだろうが、女性に抵抗なく受け入れてもらう成功率は高くあります。
美人女優は、なぜマネージャーに惚れるのか?
たいへんな美人女優やタレントがイケメンではないマネージャーの男性に惚れてしまったとか、いっしょになったという話は、芸能界では けっして珍しくないです。
なぜ、モテなそうな男性がこんな綺麗な女性と結婚したんだろう?というのがあります。
彼女たちには、言い寄ってくる魅力的な男はいくらでもいるはずなのに、外見も、財力もそれほどとは思えないマネージャーをなぜ恋の相手に選ぶのだろうか。
タレントがそのマネージャーに惚れてしまうのは、なんといってもいっしょにいる時間、機会が多いからだろうが、理由はそれだけとは思えません。マネージャーはそのタレントの仕事の手筈をてきばきと整え、体調の調整にも気をつかう。女性を惚れさせるには、思いやりや気遣いが大事なのです。身長や容姿を気にする必要はないのです。内面である性格も大事です。
有能であればあるほど、準備も段取りもうまく、彼女が快適でいられるように気を配る。
ときにはスキャンダルから守り、自分的な部分の相談にも乗る。
こういったマネージャーの仕事は、よく考えてみれば、まるで心底ほれ抜いた彼女につくしているのと同じような内容を持っています。
いつの間にか仕事の関係から、恋人関係に移ってしまっても、すこしも不思議ではないわけです。女性はとにかく優しい男性に惚れてしまうのです。年齢が離れた男性に惚れて結婚してしまうのも優しさがある大人の男性だからです。
女性は女王様扱いを望む?
女性の場合、女優やタレントでなくても、女王様気分にひたることを心のどこかで望んでいます。
だから、有能なマネージャーのように、デートでもすべて段取りよく運んでくれ、自分を快適にしてくれる男は、頼りがいも感じるし、魅力も感じます。
男性にとって、そこまで手際よくはできないでしょうが、彼女とのデートにのぞむなら、少々の準備はしておいたほうがいいです。
備えあれば憂いなしではないですが、準備をしておけば、デートの成功率も非常に高くなります。
仕事、人間関係の達人ほど、準備に力を入れる有能なマネージャーに限らず、仕事のできる人は例外なく事前の準備に力を注ぎます。準備が出来ていると余裕が生まれて、デートも成功しやすいです。
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