恋愛に失敗は必ずあります。
恋愛のプロに聞いた話には、秘訣がいっぱい。
過去の恋愛をもとに、次の恋愛を成功させる方法を見つけましょう。
「プチ内観」で過去のパターンをリセット!
恋愛ストーリーをつくる前に、ますは過去の恋愛パターンをふりかえってみましょう。
この作業は「もう新しい愛なんてできないかもしれない」 「また恋愛で傷つくのは嫌」といった心を癒し、まっさらな気持ちで新しいもをスタートできる効果がありますから、必ず行なってください。
今までうまくいかなかったことや、別れの原因となった出来事をふりかえり、しっかり整理することで、新しい恋愛へ踏みだすことができるようになります。
過去の恋愛をふりかえることで、ネガティブな気持ちがやってきたり、辛い思い出が蘇ってくることもありますが、無理やり感情を押さえつけることはありません。
とりとめもない感情はあふれるままに任せ、静かに相手自身の心の中で見つめてみることが大切なのです。
そうすることで、過去繰り返されてきたパターンを知ることができて、次はどんな恋愛をしたいのかが浮かび上がってきます。
そこで、まっさらな気持ちにリセットするために、「プチ内観」というワークを行います。
用意するのは、手帳のノートベージです。
手帳にノートベージが付いていない場合は、手帳にはさんで使える小さいサイズのノートを活用してください。
「プチ内観」では、相手の過去の恋愛を書きだすことで、今までしてきた恋愛パターンを文字という「見えるかたち」にします。
過去に恋愛で相手が感じた気持ちや行動を文字にしていくと、自分の恋愛の共通点や別れるきっかけが見えてきます。
恋愛をしっかりと見えることで、よりよい愛をするために今度はどうすればいいのか、改善点がはっきりしてくるはずです。
これこそが、過去の恋愛をふりかえって、自分の意志で「The End」のピリオドを打つということ。
過去の恋愛を「見えるかたち」にしないで、放置してしまうと、本当の自分の気持ちがわからずじまいで、同じことを繰り返してしまうなど、次の恋愛に悪影響を及ぼすこともあります。
「プチ内観」の具体的な方法
過去のパターンを書きだして「見えるかたち」にする
「プチ内観」のやり方はとっても簡単! まずは、手帳についているノートページや手帳に挟み込める小さなメモページを用意し、ページを十字で仕切って1つのマスをつくります。
そして、過去の恋愛で印象に残っている恋愛を4つ思いだしてみてください。
この印象的な恋愛とは、彼氏彼女としてお付き合いをした恋愛だけではなく、片思いのまま終わってしまった恋愛も含まれます。
たくさん恋愛をしてきた人もいると思いますが、印象深い4つの恋愛をピックアップしましょう。
4つ以下でもOKです。
そして、先ほどノートに書いた4つのマス、それぞれに、ビックアップした相手(恋人や好きな人)の名前を書きます。
書く場所や順番に決まりはありませんので、思いつくままにマスを埋めてください。
次に、それぞれの恋愛について「プチ内観」を行います。
「プチ内観」では次の3つの項目について、簡単にひとことでまとめます。
ひとつめの「はじまり」には、その恋愛で相手がその人と交際をすることになったきっかけを書きましょう。
恋人同士の関係まで発展しなかった場合は、相手を好きになったきっかけを書きます。
ふたつめの「終わり」には、その恋愛が終わってしまった原因を書きます。
最後に3つめの「気持ち」には、その恋愛に対する感想・気持ちをひとことで書きましょう。
はじまりの恋愛がはじまったきっかけ終わり、恋愛が終わった原因、その恋愛に対する気持ちをひとこと書き方のポイントは、事実のみを客観的かつ簡潔に書くこと。
どうしても思い入れが強い恋愛だと、別れた時や失恋した時、傷つけられた時のことを思いだして感情的になってしまいがちです。
相手に対する恨みの気持ちや、未練も沸き上がってくるかもしれません。
そんなときは、文字を書く前にひと呼吸をして気持ちを落ち着けて。
このようにノートの上で「見えるかたち」にすることで、過去の恋愛がはっきりと浮かび上がります。
なかには、これまでに日をそむけてきたことがらもあるかもしれません。
「あの時の恋愛は最高だと思い込んでいたけれど、本当は違っていた」
「あの頃、付き合っていた彼にふりまわされていたのに、何も言えなかった」など、新しい気付きを得ることができたら、過去の恋愛パターンのリセットは大成功!
また、文字にすることで、本当にそれが恋愛と言えるものだったのかどうか、再確認してみてください。
恋愛映が豊富で、4つに絞り切れないほど、たくさん愛してきたという人は、それらがすべて本当に恋愛だったのかどうか、自分に問いかけてみましょう。
メールやLINEのやりとりをして、一度デートしただけで恋人だと思ってしまってはいませんか?
数日付き合って、すぐに別れてしまった事がいくつもありませんか?
あるいは、4つすべてが不倫関係や体だけの関係だったという人もいるかもしれません。
恋愛のかたちは人それぞれですが、不倫関係や人に言えない体だけの関係など、二人だけの閉じた世界について、「恋愛関係が成立している」とは定義しません。
つまり、「この人が彼氏です」「この人が彼女です」とオープンにできる関係、周りの人にも「あの二人はカップルだ」と認られている状況が 「恋愛関係が成立している」ということであり、「幸せな恋愛」です。
今まで開じた世界でのばかりをしてきた人も、これをきっかけに過去の恋愛をリセットして、周囲から認められる「幸せな愛」を手にしてください。
過去の恋愛にとらわれたままでは、新しい出会いや恋愛のチャンスがやってきても逃してしまいがちです。
「プチ内観」でしっかりと相手の過去の恋愛をリセットし、相手だけの恋愛ストーリーをつくる手がかりにしていきましょう。