人を好きになる理由!男女の恋愛で活発になる脳の正体はどこ?

恋愛中、活発になる脳の領域

男女でホルモンの分泌状況が異なるように、恋愛中に活発になる脳の領域も男女で異なります。

中でも大脳基底核に位置する尾状核と中脳にある腹側被蓋野は、恋愛中の男女の精神状態に重要な働きをしていますが、特に女性の場合、 記憶、情動、注意などを司る尾状核が活発化します。

一方の男性は、視覚皮質と視覚情報を処 理する領域(視床下部と扁桃体)が活発化しています。

ちなみに、激しく燃え上がる恋愛は尾状核、愛情が生まれるのは被殻(脳の中央部に位置する)と淡蒼球(大脳基底核の一部)、性欲や性衝動は脳の左脳が主に影響しているという研究結果が出ています。

一般的に、女性は過去の記憶をたぐり寄せ、 相手の男性の性格などを分析し、自分にふさわしいパートナーとなれるかどうかを判断しようとします。

男性は、まず視覚で女性を恋ができる相手かどうか判断します。男性は視覚で恋をするのです。この恋愛に男女で違うのは、脳が原因です。
このように、女性脳、男性脳が恋愛におけるパートナー選びの違いを生み出しているといえます。

恋愛の気持ちを脳で捉える試みの始まり

脳の研究が飛躍的に進歩したのは、MRIやMEGの技術が登場してからです。

特に、磁場と電波を用いて体内を撮影するMRIの出現によって、頭を切り開かなくても脳の活動を観察できるようになり、恋人ができたばかりで舞い上がっている若い男女を対象に脳の状態を観察をしました。

そして明らかに異なる男女の脳の状態と活発化しているドーパミンを発見したのです。また、恋人ができたばかりの男女を対象に、恋の力、恋に破れた男女の脳を研究しました。

男女の恋愛の違い

男性と女性の脳が違うので、恋の仕方も違うのです。男性は、見た目を重視して、女性は、内面や性格を重視しています。個人差はありますが、男性の場合は、女性よりも好みの女性の場合はすぐに好きになりやすいです。逆に女性の場合は、恋愛に発展するまでに時間がかかると言われています。
男性は、内面を磨き、女性は、外見を磨くようにするといいです。

マッチングアプリや出会い系サイトで知り合った場合も、男性側は、じっくり時間をかける必要があります。

お気に入り追加